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再び郊外の時代が来るかもしれない

これまで日本の不動産情報サイトなどでは郊外の戸建てはダメ、都心のマンションがいいという論調のサイトがあふれかえっていました。その根拠は郊外は都心から離れていて利便性で劣るから買う人が少ない、それに比べて都心のマンションは利便性がいいから需要があって高く売れるという理由でした。しかしコロナウイルスにより状況は変化し、これからは再び郊外の時代に回帰するかもしれません。理由の1番目は人口が密集する都心ほど感染者の数が多いことにあります。次にその感染対策のために自宅でテレワークをするホワイトカラーの人が多くなりましたが、すでに一部の会社ではこのまま自宅でテレワークを主体とする勤務スタイルを確立させつつあります。オフィスへ出かけるのは週5日ではなく、週に1日か2日以下のようなスタイルも大いに増えていくと予想されます。となるとオフィスへ通勤するのに長距離長時間移動がきついから、それに代わりに通勤時間を短くして値段が高いけど都心のマンションを買うメリットが薄れます。毎日通勤しないでもいいので逆に安く家を買える郊外のほうが人込みを避けられてのびのびした生活ができるメリットに魅力を感じられるようになるからです。

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